Orit農業機械の豆知識(サイドリッジャー・うね盛板編)
サイドリッジャー
ロータリ幅の-50cmが天場幅になります
- うねたて器と片培土器の作業性能を兼ね備えています。ロータリ後部カバーでうねの上面を整地しますので、あぜぎわからロータリ耕うんと同時にうね巾と高さが一定した完成うねが作れます。
- 後2輪ホルダ装着型は右用、左用のいずれか一方を使用し、往復でロータリ耕うん巾の最大2倍までの広いうねが作れるので、広いうね巾の必要な作物の栽培に最適です。
- 播種機や施肥機の併用で作業が一段と簡略できます。
- 土の流れを良くし、仕上げがきれいな樹脂板を貼ったPPタイプもあります。
後2輪ホルダー(後2輪ビーム)装着型(樹脂板付)
後2輪を外しサイドリツジャーをセットします。レバーはロータリのトップマストにボルトで締めつけワイヤーケーブルで連結します。
あぜぎわと未耕地側は、レバーを操作してバネが閉じた状態で使用し、往復作業で溝を重複させて通す側は、バネを開いた状態で作業します。
ロータリーカバー装着型
ロータリのサイドカバーを外しサイドリツジャー取付専用のカバーに取替えた後、本体をセットし、左右のサイドリツジャーを連結パイプ及び棒で連結固定します。
レバーのセットと使用方法は後2輪ホルダ装着型と同じです。
(オプションで尾ソリが併用できます。尾ソリを使用しますと作業が安定し便利です。 )
うね盛板
- あぜぎわからロータリ耕うんと同時にうね作りができるので便利です。
- ロータリの後2輪が同時に使用できるのでうねの高さや耕深調節が簡単にでき大変便利です。
- 播種機、施肥機を併用し麦の播種などに使用すると一行程で一貫作業ができるので便利です.
両片培土器
ロータリ幅の-60cmが天場幅になります。
※うね高さが各々の作業器での標準の高さ時の数値になります。
- ぬりあぜもきれいに取れ、溝に土も残らずきれいに仕上がり、あぜの雑草の侵入も防ぎます。
- 往復作業で耕うん巾の最大2倍の平うねが作れます。左用・右用をロータリに装着し、一行程で完成うねが作れます。
- 本体先端部の磨耗を防ぐ為スキ先付もあります。
- 軽量型片培土器は、お年寄りや女性の方の為に脱着が容易にできるよう軽くしました。
- ななめ片培土器はあぜぎわをななめに仕上げるので、アゼシートを布投の際あぜに密着し便利です。
畝立て器(6、7号NP)
溝幅が18、21cmと比較的広く、うねの高さも確保出来、往復でのうね立作業になる為、うねの広さを変えれて、溝が綺麗になる。
- ステンレス製うねたて器・・・さびないので管理が簡単。
- 軽量型は、おとしよりや女性の方の為に脱着が容易にできるよう軽くしました。
- NPうねたて器樹脂製ハネの採用で土がつかない、さびない、軽い、の特徴を持合わせており、スムーズな作業で仕上がりが一段ときれいになります。